2023年7月1日
お散歩中のワンちゃんが可愛らしい犬服を着ているのもよく目にしますよね。
ペットショップやネットショップでも、おしゃれで可愛い服がたくさん販売されていますし、思わず買ってしまった!なんて飼い主さんもいるのではないでしょうか。
ただ一方で、本当に必要なのかしら…?もしかしたら飼い主のエゴかも…
なんてお悩みの飼い主さんもいらっしゃるかもしれませんよね。
今回は、犬服のメリットや注意点をお伝えしていきます!
ただ見た目が可愛いといったおしゃれを楽しむだけでなく、犬服にはメリットがたくさんあります。
とはいえ、犬種や性格、環境にもよるので、ワンちゃんが不快に感じていたり、服を嫌がるようであれば無理やり着せることは良くありません。
愛犬の様子を見ながら着せてみましょう。
一般的に犬は暑さに弱いです。
昨今の真夏日の暑さは、人間よりも地面に近いところで過ごす犬にも厳しい環境となっています。
人間と同じく熱中症になるリスクもありますし、紫外線の影響もあります。
暑さ・日光対策として、通気性が良い服やクール加工(接触冷感など)などの機能付きの服が有効です。
また、犬は人間よりは寒さに強いと言われていますが、最近では室内で暮らすワンちゃんも多く、寒さが得意な子もいれば苦手な子もいます。
中には寒さで震えてしまう子もいるので、寒がり度に応じて服を選んであげましょう。
最近ではワンちゃんも一緒に入れるカフェや施設も増えてきましたが、気を遣うことの一つが抜け毛ではないでしょうか?
周囲の人やお店への配慮から、マナーとして服を着せるという飼い主さんもいらっしゃいますよね。
また室内で暮らしている場合、換毛期の少し撫でただけで毛がごっそり…という時でも洋服を着ていれば抜け毛対策に有効です!お掃除が楽になりますよ。
もちろん、ブラッシングもしてあげましょうね。
人間同様、服を着ていることで皮膚が守られることで得られるメリットもあります。
お散歩中、道路に落ちている石やごみ、草むらの枝などでの怪我を予防したり、季節によっては蚊・ノミ・マダニなどの害虫から身を守ってくれる役割も期待できます。
また手術や傷のあと、治療中の薬や患部を舐めたり、足の爪で引っ掻いたりすることを防ぐために服を着せるのも有効ですね。
皮膚が弱い子には、皮膚病の予防策として勧められることも。
雨の日でもお散歩が欠かせないワンちゃんを持つ飼い主さんにとって、「体が汚れる」「濡れてしまう」という憂鬱なお悩みには、レインコートが役立ちます。
ただ、サイズ選びが通常の服よりも難しい(小さすぎても大きすぎても濡れてしまう…)ので、試着できるショップで購入するのがおすすめです。
メリットをお伝えしてきましたが、気をつけることも勿論たくさんあります。
メリットがあるとはいえ、嫌がる場合はやめましょう。
服そのものが嫌な場合もありますし、形や素材に違和感を感じている場合もあります。
快適に過ごせる形・素材を選びましょう。
サイズ選びも重要です。愛犬の体格に合った服を着せてあげましょう。
首輪周りや胴回りを確認し、動きの妨げになっていないか、不快そうにしていないか、皮膚と擦れて炎症を起こしたりしていないか、着せた後の様子もしっかりみてあげましょう。
着せっぱなしにしないことも大切です!
一度着せてしまうと犬は自分では脱げません。
嫌がらないからといって着せっぱなしにはせず、こまめに脱がせてブラッシング、毛玉ができていないか等、肌の状態も確認してあげてくださいね。
いかがでしたでしょうか?
ワンちゃんの性質や体格に合った服を状況や環境に応じて上手に取り入れて、快適に過ごしていきましょう!