2022年8月17日
「飼いやすい猫」ってどんな猫でしょう?
人懐っこい、大人しい、毛が抜けにくいなど、人によって色々な基準があると思います。
引っ越しを機に新しく猫を飼おうと思っている方や、2匹目を迎えたい方にも参考になる猫種をタイプ別に紹介します!
巷では「オス猫は甘えん坊、メス猫はツンデレ」とよくいわれますが、個体差も大きい為懐きやすさに関しては「大きな差はない」でしょう。
とはいえ、飼いやすさではメスに軍配が上がるかもしれません。
猫は自分の縄張りを主張するためにマーキングを行いますが、オス猫の場合、マーキングの一環としてスプレーをします。
去勢手術をすればほとんどのオス猫はスプレーをしなくなりますが、スプレー行為は発情期になると覚える猫が多いので、生後5ヶ月をすぎたあたりから注意が必要です。
覚える前に去勢するのがオススメです。
仔猫から迎える場合と、成猫から迎える場合には、それぞれにメリットとデメリットがあります。
■仔猫を迎えるメリット
・何と言っても、成長をずっと見守ることができる!
・警戒心が薄いため、先住犬・猫がいても仲良くなりやすい
■仔猫を迎えるデメリット
・どんな性格かは大人にならないとわからない…
・好奇心がとにかく旺盛!どこにでも登ったり、なんでも食べてしまったり…お留守番がちになる人は向かないかもしれません。
■成猫を迎えるメリット
・性格をわかった上で迎えることができる
・手がかからない
■成猫を迎えるデメリット
・警戒心が強く、慣れるまで時間がかかる場合もある
・先住猫・犬がいる場合、仲良くしてくれるかわからない
メリット・デメリットを理解した上で、検討してみてくださいね。
猫には、犬と同様に2つの毛質があります。
寒さに強いダブルコートと、抜け毛が少ないシングルコートです。
更に、短毛種と長毛種、2種類の被毛の長さがあります。
一般的には、長毛種のほうが抜け毛が多いと考えられています。
また、猫は春と秋に換毛期を迎えますが、この換毛期に抜け毛が多くなりやすいです。
特にダブルコートの猫は、換毛期を迎えると抜け毛が多く見られるようになります。
踏まえて、抜け毛が少ないといわれる猫種をご紹介します!
■ブリティッシュショートヘアー
ブリティッシュショートヘアーはダブルコートのわりに、抜け毛が少ないことで有名です。
ほかのダブルコートに比べて抜け毛は少ないですが、換毛期にはブラッシングをしてあげましょう。
またとても活発な性格なので、猫と一緒に遊びたい方にも向いています。
■ロシアンブルー
グレーの短い被毛と、きれいな瞳が特徴のロシアンブルー。
ロシアンブルーは短毛種でありながら、ダブルコート。
換毛期には多少の抜け毛はありますが、軽くブラッシングをするだけで、抜け毛対策をすることができるでしょう。
落ち着いた性格のため、猫とまったりとしたい人にはおすすめですよ。
■シンガプーラ
シンガポール原産の短毛種、シンガプーラ。
比較的大人しい性格な上に、成猫になっても2~3kg程にしかなりません。
その小柄で可愛らしい見た目から、「小さな妖精」とも呼ばれるとても愛らしい猫種です。
シングルコートなため抜け毛が少なく、小柄であまり鳴かないのでマンションやアパートなどの集合住宅でも飼いやすいといえるでしょう。
いかがでしたでしょうか?
是非ご参考にしてみてくださいね!