2022年7月23日
「ペットと一緒に暮らしたいけど賃貸でも可能なの?」「ペット可物件の場合の注意点は?」などペット可物件の賃貸の際に色々と疑問が出てくると思います。
犬猫不動産では、ペット可物件のみ紹介しているので、ここに掲載されている物件は全てペットと一緒に暮らすことができますので安心してくださいね。ペットと一緒に住む前に是非知っててほしい賃貸物件あるあるを紹介します。
ペットOKの物件は、まだまだ件数が少ないです。選択肢が少ないのも事実です。
仮にいくつか候補が出てきて悩んでいるときでも、いい物件はすぐに埋まってしまうので、妥協して「こっちの物件でいいか…」という不本意な決断になるかもしれません。
そのため、通常の物件探しより時間と労力が必要なので、通常より一足早く物件探しを始める、そして【この物件!】とピンときたら、できる限り早めにお申し込みをいれておかれることをオススメします。
いい物件は、他の方もいい!と思う物件なので。
ペットOKの物件は少ないという希少価値があるのと、飼育するとさまざまなトラブルが必ず発生するので、物件オーナーはその分の対応リスクも考えて賃料を高くする傾向があります。また今話題のペット共生住宅はさらに高くなる傾向があります。建物自体が「ペットと過ごすこと」を土台に考えて作っているので、壁紙や床板がペットに配慮されていたり、トリミングルームや屋上にドッグランがついていたり、ペットを飼育するにはすごくいい環境ですが、その分コストはかかります。
通常、「ペットを飼育する際は敷金1〜2ヶ月積み増し」の条件になっていることが一般的です。
また、敷金は退去時に返還されるお金ですが、積み増しして支払った敷金のうち、1ヶ月分は「敷引き」という扱いにして、無条件で返還されないお金となってしまうこともよくあります。この条件は必ず!確認しましょう!!!退去のときトラブルになることが頻繁にあるPOINTです。またm退去するときの費用も通常よりはるかに高くなることがあります。ペットを飼育すると、退去時にハウスクリーニングをすることに加え、物件によっては壁紙クロスを張り替えることもあるので、通常よりも費用がかかります。敷金は基本的に故意の破損や汚れがない限り全額返還されますが、上記のような費用は敷金から差し引かれ、返ってくる額は少ないです。
全ての物件ではないですが、中にはきちんとしつけされていないペットも多く、迷惑な行為をしてしまうペットもいたりします。
特にひどいのは、エレベーターやエントランスなどで、オシッコをしてしまうペットがいることです。ペットのしつけ状態に関しては飼育する際の規約に定めていないため、飼うことができてしまうので注意しましょう。しかしタワーマンションなど管理会社がしっかりしているところは規約が整っていることが多いです。
一般的な物件だと、ペットの種類・大きさ・頭数だけを規約で制限していますが、タワーマンションなどは先ほどの規約に加えて、以下の制限をしていることがあります。
・マンション内は抱っこするかキャリーに入れる
・ペット用もしくは運搬用のエレベーターを利用する
・ペット連れ専用のエントランスを利用する
・ペットの排泄物専用のゴミ箱を利用する
このような制限がある物件も多いので、他人のペットで不快な思いをしたくない方は、タワーマンションなどの規約が整っていて、管理会社がしっかりしている物件を探すことをオススメします。
ペット可物件では、騒音や匂いなどさまざまなトラブルがよく発生します。
その中でも厄介なのが、バルコニーでペットのブラッシングをする入居者です。このとき、ペットの抜け毛をバルコニーから捨てたりすると、別の部屋の洗濯物についてしまうのです。
ペットの鳴き声であればどこの部屋からなのかすぐにわかりますが、バルコニーでのブラッシングは誰がやっているか判明しにくいため、バレないからとしてしまう方もいますが、苦情につながるので絶対にやめましょう。
先にデメリットや注意点をお伝えしたので【え、ペット可物件ってやっぱり。。。】なんて心配になりますが、上記の注意点を考慮し、しっかり物件選びをすれば心配することも悩むこともなくなります。
逆に私が今までお手伝いしてきたお客様でペット可物件に住んで良かったというメリットの部分をお伝えします!
ペットと一緒に住む際は、上記の注意点や特徴を理解した上で、一足早く物件を探しはじめ、実際に住む想定をしてから契約することがポイントです。