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冬の寒さにご注意を!

2023年12月19日

冬の寒さにご注意を!

こんにちは!
やっと冬本番の寒さがやってきましたね!
♪猫はコタツで丸くなる〜♪と歌われるように、猫は寒さがニガテです。
もちろん個体差はありますが、一般的にはペルシャなどの長毛種は寒さに強く、短毛種は寒さに弱いと言われています。
筋肉量の少ない子猫や老猫、痩せた猫、また若くても活動量の少ない猫は寒さに敏感です。
寒くなると増加・悪化する病気もあり、泌尿器の病気は他の季節の2倍以上というデータもあるほど。
部屋の中が寒かったり、乾燥しすぎていると、猫ちゃんが体調を崩してしまいます。
愛猫が快適に過ごせるように、冬もお家の環境も整えてあげましょう。
特に注意したい3つのポイントをご紹介しますね。

部屋の温度・湿度

猫が快適に過ごせる温度は18~26℃と一般的には言われており、ヒトの感覚とほぼ同じです。
湿度も重要で、猫もヒトと同様、空気が乾燥するとウイルスに感染しやすくなります。
50~60%の湿度をキープするように、加湿器なども使って環境を整えましょう。
注意が必要なのは、温度差!
過度な温度差は猫ちゃんの体にストレスを与えます。
飼い主さんが不在だからといってエアコンを切ると、とても寒いです。
エアコンのタイマーや遠隔操作を利用するなど、温度変化をできるだけ少なくしてあげましょう。
エアコンを切る場合は、ペット用の電気アンカやホットカーペットなどの暖房器具や、湯たんぽなどを用意してあげましょう。

また猫ちゃんが寛げるスペースを、日向ぼっこがしやすいから、と窓辺に置いている方も多いですが、冬の窓辺は冷えます。
少し離して置いてあげたり、断熱シートなどを活用してあげましょう。

水飲み場・トイレの位置

部屋の中が温かくても、水飲み場やトイレが寒い場所にあると、猫ちゃんは水を飲むのも、トイレに行くのもギリギリまで我慢してしまうことがあります。
猫は元々あまり水を飲まない動物ですが、冬は水を飲む量がさらに減って、脱水症状や膀胱炎、尿道閉塞などの病気だけでなく便秘の原因にもなります。
冬の間は暖かい場所に水飲み場やトイレを増設したり、少しぬるめのお水を用意してあげるのもいいですよ。
冷ましたささみのゆで汁など少し香りのあるものを好んで飲む場合もあります。
また、オシッコの色や量、しぐさもしっかりチェックして、変化に気付けるようにしておきましょう。

運動できる環境

寒い冬は猫ちゃんも寝ている時間が増え、運動不足になりがちです。
運動には筋肉を鍛えるだけでなく、自律神経を整える役割もあります。
そのため、運動量が減ると自律神経のはたらきが鈍くなり、膀胱や胃腸の動きも低下することで膀胱炎や便秘になりやすくなります。
オモチャなどを使って一緒に遊ぶことで、運動量を増やしてあげましょう。
日頃からキャットタワーなど、上下運動ができるような環境を整えてあげるのも大事です。

また、運動して体を動かすと喉が渇くので、水を飲む量が増える効果も期待できますよ。

まとめ

部屋の温度・湿度だけでなく、猫ちゃんの導線もしっかりチェックしてあげてくださいね!
また気温が下がると、動物は体温を維持しようとするためにエネルギー消費量が増え、食欲が増進します。
寒くなると餌をたくさん欲しがる猫ちゃんもいるのは自然なことですが、室内環境が整っていればエネルギー消費量はそこまで変わりません。
あげすぎてしまうと、肥満につながりますので注意しましょう!

快適な環境を整えて、寒い冬も健康な体で過ごしてくださいね!

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