2022年9月26日
犬の嗅覚が優れていることはよく知られていますが、どんな風にスゴいかはあやふやではないでしょうか?
ワンちゃんの嗅覚について、少しでも参考になれば嬉しいです!
嗅ぎ分けるのが得意なニオイがあります。酢酸と吉草酸(きっそうさん)です。
酢酸とは
いわゆる体臭などに含まれている、ツーンとした匂いです。汗に含まれています。
人それぞれの臭いの違いを区別しているといわれています。
吉草酸(きっそうさん)とは
足、靴から発生するあの嫌な匂いの成分です。
ワンちゃんは、飼い主さんの靴下が好きではないですか?
飼い主さんの足裏のにおいが恋しいのかもしれませんね。
犬は臭いを感知する場所の表面積・細胞数が人よりも多く、臭いを処理をする脳の部位も発達しています。
人と比べると、臭いの種類によって差がありますが、1億倍感知するといわれています。
(酢酸は人の1億倍、吉草酸は人の170万倍)
これはニオイを人よりも1億倍も強烈に感じている、遥か彼方のニオイが分かるということではなく、人が感じ取れるニオイが、さらに1億倍薄くなっても感知できるということです。
スゴいですね!
マズルの大きさに比例するので、パグやフレンチ・ブルなどお鼻が短い短頭種より、マズルが長くシュッとした犬種の方が嗅覚は優れています。
特にビーグルやハウンドドッグはずば抜けており、狩猟犬などとして活躍しています。
リーダーでもある大好きな飼い主さんのニオイは、汗や靴下、どんなものでも大好きです。
ナチュラルなアロマを好むワンちゃんもいます。
人工的に作られているもの、タバコやアルコール、芳香剤などのニオイは刺激と感じているワンちゃんもいるでしょう。